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ミミズクとフクロウの違いは頭の羽角?コノハズクとの違いも調べてみた!

フクロウ・ミミズク・コノハズク違い
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ミミズク フクロウ

 
先日、フクロウカフェで、それぞれに会ってきましたが、この2つの違いがよくわかりませんでした。

 

「ミミズクは小さいイメージがあるなぁ〜」

「頭の羽角が特徴的だよね。」

「まんまるくてふわふわしてる方がフクロウなのかな?」

「猛禽類(もうきんるい)はみんな一緒に見えちゃう!!」
 

そこで今回は、ミミズクとフクロウ、コノハズクの違いをまとめました!

フクロウカフェへ行く前に、少しだけ知識をつけておくと
スタッフの方とも仲良くなれるかも…!
 



ミミズクとフクロウとコノハズクの違いは何?

 
・ミミズク
・フクロウ
・コノハズク
それぞれの違いを一言でいうと、次のようになります。
 

ミミズク:フクロウ目フクロウ科

  • 羽角あり(ない種類もいる)
  • フクロウの一種で、耳のような羽角が特徴的
  • 「ズク」は古語で「フクロウ」という意味
ミミズクとフクロウの違い

 

フクロウ:フクロウ目フクロウ科

  • 羽角なし(ある場合もある)
  • 羽角がないため、顔がまんまる

みみずくとふくろうの違い
 

コノハズク:フクロウ目フクロウ科

  • ミミズクの一種
  • 羽角あり
  • 全長たったの20センチ
  • 「ブッ・ポウ・ソー」と高く澄んだ綺麗な声で鳴く
ミミズク・フクロウ・コノハズク違い

次から、詳しく説明していきます。



ミミズクとフクロウ・コノハズクの見た目の違いは?

ズバリ答えます。
 
主に区別する方法としては、次のようになっていますが、
ミミズクとフクロウの違いに関しては
実はそこまで厳密な違いというものはないのです。
・羽角がある方がミミズク
ミミズクフクロウの違い
・羽角がない方がフクロウ
ミミズクとフクロウの違い
・コノハズクは、ミミズクの一種で体長20センチほどで小さい
ミミズク・フクロウ・コノハズク違い

羽角(うかく)とは、耳(耳介)のように突出した羽毛のことです。

 
こちらは、ワシミミズクの写真です。
耳のような羽角があります。

こちらは、シロフクロウの写真です。
羽角はありません。
ハリーポッターでハリーのフクロウとして出てきたヘドウィグは、シロフクロウです。

もちろん、羽角は、実際は耳ではありません。
ただの飾りのようなものです。
現在の研究では集音性能等はないと言われています。
何の役割をしているのか、まだ研究途中でよくわかっていません。
いまのところ、周りの葉っぱに紛れて、葉のように見えるように擬態しているのではないかという説が有力です。
※ちなみに、ミミズクやフクロウに限らず鳥類には耳介がありません。
 

羽角の有無により、ミミズクとフクロウを主に区別しますが、例外もあります。
次で説明します。



頭の羽角で区別できないミミズク・フクロウの例

羽角の有無により、ミミズクとフクロウを主に区別しますが、例外もあります。
・タテジマフクロウ
・シマフクロウ
・アオバズク
の順に説明します。

タテジマフクロウ(羽角あり)

タテジマフクロウの写真です。
フクロウと名前がついていますが、羽角があります。
別名を「ウサギフクロウ」といいます。

シマフクロウ(羽角あり)

シマフクロウの写真です。
こちらもフクロウの名がついていますが、羽角があります。

アオバズク(羽角なし)

こちらはアオバズクの写真です。
「ズク」とついていますが、羽角がありません。


 

こうなってくると、羽角があるからといって「ミミズクだ!」と言えなくなりますね。
その通り。
主に区別する方法としては、羽角が挙げられますが、実はそこまで厳密な違いというものはないのです。

次は、ミミズクとフクロウ・コノハズクの名前について説明します。
 



ミミズクとフクロウ・コノハズクの名前の違いについて

ミミズク・フウロウ・コノハズク違い
 

次に、ミミズクとフクロウ、コノハズクの名前の違いについてです。

ミミズク:ミミ(のように見える羽角)のあるフクロウを指す
フクロウ:ミミズクを含んだフクロウ全体を指す
コノハズク:ミミズクの中の1種類

となっており、
コノハズクはミミズクに含まれ、
ミミズクはフクロウに含まれます。

「◯◯ズク」と名前のついたものは、ミミズクの場合が多く、
ミミズクは、フクロウ目フクロウ科の中で,羽角があるものを全体的に指して呼ぶ名前です。

その理由は、
 

ミミズクの「ズク」=古語で「フクロウ」という意味
 

だからです!
 

「ズク」をフクロウに変換すると…「ミミフクロウ」

なんだか少し可愛いですね(笑)

このことにより、「◯◯ズク」という名前のものは、羽角がついているものが多いのです。

しかし、実際には上で説明した「アオバズク」のように、羽角がないものもあり、厳密な分類ではありません。

ミミズクとフクロウのどちらも、フクロウ目フクロウ科に属するため、
種別としても違いはありません。
名前が違っても、ミミズクは、フクロウと同じという認識でも大丈夫です。

こちらは、Yahoo!キッズの図鑑です。
ミミズクやフクロウがいっぱい紹介されていますので、ご覧ください。

https://kids.yahoo.co.jp/zukan/pet/bird/raptores/

次は、コノハズクが可愛くて人気なので、コノハズクについて説明します。
 



コノハズクとは?

ミミズクフクロウコノハズクの違い

コノハズクとは、ミミズクの中の一種です。
コノハズクの人気の秘訣はその大きさから来ています。
 

全長たったの 20センチほど しかないのです!!
 

一般的なものさし(15センチ)にもうすこし長さをプラスするだけで
コノハズクの大きさを体感することができるんです!!

タピオカのカップと並べるとこんな感じです。
かわいいですね。

知っている人の中では、「フクロウの中でも一番好き~!!」というくらい
熱狂的な愛好家さんもいらっしゃるかと思います。
 
こんなに可愛い大きさとは裏腹に、しっかり肉食なので驚きですよね。
(体が小さいため主食は昆虫類です)
 
 

また、コノハズクには特徴的な鳴き声があります。
 

「ブッ・ポウ・ソー」
 

と、森の中で高く澄んだ声で鳴いています。

ちなみに、こちらは「ブッポウソウ」という名前の鳥です。

「ブッポウソウ」と鳴くのはこの鳥だと信じられこの名前をつけられたのですが、実はそうではなく、コノハズクの鳴き声だった、ということです。
面白いですね。

コノハズクは、温暖な環境を好むため北海道と本州北部では「渡り鳥」とされています。
逆に、本州南部側では季節による移動をしないため「留鳥(りゅうちょう)」とされています。
 

コノハズクたちを手っ取り早く生で見るためには、
本州南部側の森をよく観察すると良いかもしれないですね^^



まとめ

・ミミズク
・フクロウ
・コノハズク
それぞれの違いを一言でいうと、次のようになります。
 

ミミズク:フクロウ目フクロウ科

  • 羽角あり(ない種類もいる)
  • フクロウの一種で、耳のような羽角が特徴的
  • 「ズク」は古語で「フクロウ」という意味

 

フクロウ:フクロウ目フクロウ科

  • 羽角なし(ある場合もある)
  • 羽角がないため、顔がまんまる

 

コノハズク:フクロウ目フクロウ科

  • ミミズクの一種
  • 羽角あり
  • 全長たったの20センチ
  • 「ブッ・ポウ・ソー」と高く澄んだ綺麗な声で鳴く

お読みいただきありがとうございました。



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