切迫早産のブログにようこそ。
これを見ていただいているのは、お腹が張ってしまっているからでしょうか。
いろいろ心配ですよね。
私は切迫早産体質で、一人目は自宅安静・二人目は入院しました。
体験談と、今思えば、あの時こうしておけば良かったな、と思うことを書いていきます。
Contents
一人目・自宅安静の様子
妊娠初期は順調で、近所の産婦人科に通っていました。
お腹が張るようになりました
妊娠中期から、お腹がたびたび張るようになり、張り止めの薬を飲んで自宅安静生活でした。
トイレとお風呂は行くけれど、それ以外は横になっている感じです。
この時は、旦那さんと二人だけなので、それほど不自由はありませんでした。
ご飯は、旦那さんの仕事帰りに買ってきてもらいました。
洗濯物も、2人だけだとそれほどたまらないので、週末に旦那さんにやってもらいました。
今考えると、とても贅沢な暮らしですね!
何もしないことで、罪悪感を持つ必要は全くないと思います。
家事よりも、赤ちゃんの命の方が大事ですから!
寝ながら、雑誌の「たまごクラブ」「ひよこクラブ」とか、育児書を読みまくってました。
おかげでいろいろ勉強できて良かったです。
神様が与えてくれた休憩と勉強の時間だと思って、前向きに考えました。
転院を勧められました
29週になって、主治医から、
「入院した方がよさそうだから、大きい病院に行って。」
と言われました。
それで、病院を変えたのですが、そこの先生には
「通院で大丈夫じゃないかな~」
と言われ、引き続き張り止めを飲みながら自宅安静でした。
里帰り出産の予定だったのですが、実家に車で帰るなら予定どおり帰って大丈夫、とのことでした。
幸い、車で帰れる距離だったのと、体調が悪化しなかったことで無事に33週で里帰りできました。
里帰り後、早産してしまいました
そこからがまずかったです。
無事に実家に帰って、気がゆるんだんですね。
調子いいし、少しなら大丈夫だろうと思って、つい少しだけ育児用品の買い出しに行ってしまったんです。
そしたら、次の日。。
お腹の張りが止まらない!
「やっちゃった!」と思いましたが、もう遅い(笑)
里帰りの病院にすぐに電話して、行きました。
先生には、「お産になるぞ!買い物に行くなんて、危機感が無さすぎる!!」
と怒られながら、生みました。
はい、危機感なかったです(笑)
出産は、6時間で超スピード安産でした。
子どもも小さかったので、するっと出てきた感じで、あれ?もう生まれた?という感じでした。
週数は、35週3日でした。
幸い、週数にしては大きめで2500グラムあり、赤ちゃんは特に問題もありませんでした。
何も問題なかったので良かったですが、お医者さんの言う通り、もっと気をつけるべきでしたね。
二人目・入院の様子
二人目を妊娠した時は、上の子が幼稚園の年少さんでした。
またお腹が張りはじめました
一人目と同じように、妊娠初期は順調、中期になってからまたお腹が張りはじめました。
この時は、前回とは違う産婦人科へ通っていました。
そこの先生にお腹の張りのことを相談しましたが、
「よくあることだよ~だいじょぶ、だいじょぶ」
と流されました。
前回の経過を知らないので、そういう返事だったのかもしれません。
そこで、素直な私は間に受けてしまいました。
上の子の世話もあり、忙しさもあって、その状態を放置してしまいました。
もう一度先生に相談するか、他の病院へセカンドオピニオンに行くべきでした。
即入院と宣告されました
そのまま何もせずいた結果、次の検診で
「自宅安静出来ないなら、即入院して。」
と言われました。
上の子がいる以上、自宅で安静は無理ですよね。
仕方なく、入院を決めました。
私の入院中は、遠方に住んでいる義理の母親が、なんと仕事をやめてこちらに手伝いに来てくれました。
本当にありがたいことです。
上の子の世話はどうしたらいいでしょう
・自宅に親に来てもらう
・実家、または義実家へ子どもを預ける
・実家、義理の実家が近ければ、実母と義母で交代で見てもらう
・旦那さんが会社を休む
・保育園などの一時保育を探す
これらをうまく組み合わせて乗り切ります。
頼れる人がいない時は
・子どもも一緒に入院できるか聞いてみる
・ベビーシッターを頼む
・ファミリーサポートを利用する
・役所に相談する
などの方法があります!
入院してからの様子
入院中は、張り止めの点滴を24時間入れたまま、絶対安静でした。
布団は、お尻の部分だけ高くしてあり、寝にくかったです。
トイレは、布団の横に置いてあるポータブルトイレでした。
片付けてほしい時に、ナースさんを呼ぶんです。
「出たから片付けお願いします。」って。
いやでしたよ~。
小さいのは3回くらい溜められますが、大きいのはすぐ呼ばないとだめですね。
汚い話ですみません。
これが、入院で一番大変でいやでした。
この経験をしたことで、私は結構図太くなれました(笑)
もう、気にしてもしょうがない!
だったら、気にしない方がいいよね、仕方ないし!
ナースさんも、これが仕事だし!
と思うことにしました(笑)
途中から、
「トイレまで歩いて行っていいよ~」
と言われました。
自分でトイレができるのは、こんなにもありがたいことなんだ!と、ほんと嬉しかったです。
お風呂も、もちろん入れません。
ナースさんが、タオルを持ってきてくれるので、それで体を拭きます。
できない所は拭いてくれます。
2ヶ月入院していたうち、1回だけシャワーの許可がおり、シャワーを使うことができました。
先生やナースさんから
「35週までは絶対出さないでね!!」
と言われていたので、とにかく安静を頑張っていました。
そんな生活が続いていくと、精神的にも参ってきます。
36週入ったところで辛くなり、
「もう生みたいんですけど。。」
と先生に伝えたら、涙も出てきてしまいました。
血圧がだいぶ上がっていたのもあり、体も限界だったのでしょう。
「じゃ、明日促進剤うつね!」
と言われ、出産となりました。
出産時は、2ヶ月寝たきりのおかげで体力が落ちていて、力が入らずへろへろでした。
でも、無事に普通に出産できましたよ!
一人目が切迫早産になると二人目もなるのか?予防法と改善法
私のように、一人目に切迫早産になると、二人目もそうなる人は多いようです。
でも、一人目は切迫早産になったけれど二人目は大丈夫だったという人や、その逆の人もいるようです。
さらに、一人目になってしまい、二人目はいろいろ試して予防した人や、短くなっていた子宮頚管が元に戻ったという人もいるようです。
予防法1・体を冷やさない
女の人は、体を冷やしてはいけない、と言いますよね。
切迫早産の原因は、東洋医学的には「冷え」と言われているようです。
これ、私はものすごく心当たりがあります。
夏でも足が冷たいのが当たり前で、それが普通だと思っていました。
でも、健康な人は足がポカポカなんですね。
赤ちゃんにとって、冷えたお腹の中が、いごごちが良いわけがありません。
きっと、お腹の張りは、お腹の中が冷たいよ~というサインだったんだ、と今になって思います。
一人目は切迫になったけど、二人目に反省して冷え取りをしたら、大丈夫だったという人もいるようです。
夏だからと言って、クーラーのきいた部屋で、冷たい飲み物を飲んでいると、冷えますよ。
夏でも、暑いのをガマンして腹巻きをして、冷たい飲み物もガマンするといいようです。
予防法2・トコちゃんベルト
子宮の位置を保つベルトがあります。
これをつけて、予防できたという人もいるようです。
私は締め付けが嫌で、ベルト類は全くしていませんでした。
それもあまり良くなかったかもしれません。
予防法3・薬はしっかり飲んでお医者さんの指示を守る
基本ですが、薬が出ているなら、悪くしないためにも忘れずにしっかり飲むことです。
また、安静の指示が出ているなら、家事はしないで安静にすることです。
私と同じ失敗をしてほしくないと思って、体験談を書きました。
いろいろ大変ですが、お腹の赤ちゃんのことを第一に考えて、乗り越えてくださいね。
無事な出産をお祈りしています。