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プラスチックのコップのカビや臭いをとる洗い方を解説!白い汚れや水垢・茶渋もスッキリ!

プラスチックのコップのカビや臭いをとる方法
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プラスチックのコップは軽い上に、ちょっと乱暴に扱っても割れなくて便利ですよね。
特にお子さんがいるご家庭では、必ずと言っていいほど愛用されていると思います。
我が家でも、食卓では食事の時、洗面所では歯磨きに、と大活躍しています。
長く使っているので、臭いや汚れが気になり始めました。
カビや臭いをとる洗い方や、白い汚れや水垢、茶渋をとる方法を調べましたので書きますね。



プラスチックのコップのカビをとる洗い方

プラスチックのコップを、洗面所など湿度が高いところで使っていたり、水を良く切っていなかったりすることはないですか?
プラスチックのコップは、そのような状態だとカビが生え、黒いポツポツが出たりします。
使っていくうちについた細かい傷に、菌が入り込んでいるので、しっかりと除菌が必要です。
では、どうやってカビを取ればよいでしょうか?
オススメなのは、
・台所用の漂白剤を使う方法
・熱湯消毒
です。
やり方を説明しますね。

台所用の漂白剤を使う

台所用の塩素系漂白剤なら、カビの菌を除菌できます。

メラミン樹脂製のものは、塩素系漂白剤が使えないため、注意が必要です。

塩素系漂白剤が使える場合(メラミン樹脂製は使えません)

台所用の塩素系漂白剤なら、食器に使っても大丈夫です。
ただ、効き目が強い薬品なので、使用するのに注意が必要です。

塩素系漂白剤でカビ取りの下準備
1. 窓を開ける、換気扇を回すなど換気する
2. 薬剤が手につかないように手袋をする
3. カビが成長していまい、盛り上がったような部分がある場合は拭きとる
     ↓
   カビの胞子が撒き散るのを防ぐため、コップを袋の中に入れて、その中で除菌シートなどでそーっと拭き取る

準備ができたら、いよいよカビ取りします!

一番カンタンな方法は、泡で出るキッチン用塩素系漂白剤

プラスチックのコップのカビをとる泡で出る漂白剤

カビの部分に吹き付け、放置後よくすすぐ。
吹き付けても、流れて下に落ちてしまう場合には、キッチンペーパーを置いてから、泡ハイターを吹き付け、パックのようにする。

泡で出るキッチン用塩素系漂白剤がない場合
プラスチックのコップのカビ・臭い・水垢・汚れを除去する塩素系漂白剤
水5リットルに対し50ml(キャップ約2杯強)の漂白剤を入れ、2分間コップを漬けたあと、よくすすぐ。

注意点 
・塩素系漂白剤は、他の洗剤と混ぜると有害ガスを発生する場合があるため、必ず単独で使ってください!
・洋服につくと脱色するため、汚してもよい服装でやってください。

最後のすすぎの際には、もうカビは除菌されていますので、スポンジでこすっても大丈夫です。

酸素系漂白剤を使う場合(メラミン樹脂製の場合)

プラスチックのコップのカビ・臭い・水垢・汚れをとる酸素系漂白剤

40~50℃のお湯2リットルに対し、10g(大さじ1弱)の酸素系漂白剤を溶かして、30分~1時間浸したあと、水ですすぎます。

熱湯消毒

黒カビの菌は50℃で死滅します。
塩素系漂白剤を使いたくない場合は、熱湯消毒がオススメです。
ただ、プラスチックのコップの場合は熱に弱いため、消毒したいコップの耐熱温度を確認しなければならないですね。
耐熱温度が確認できれば、安全で有効な方法です。
50℃のお湯にコップを入れた後、お湯の温度が下がることを考慮して、60℃のお湯を用意します。5秒間で殺菌できます。
この方法は、カビの退治はできますが、漂白ができないため、内部に入り込んだ色素も気になる場合は、漂白剤の使用をオススメします。

黒カビは発生させないのが一番ですね。

ちなみに、水まわりによく発生する、赤やピンクの水垢は、赤色酵母といってカビとは違います。しかし、カビと同じ菌類で、繁殖期間はカビより短いので、こちらも予防した方がいいです。

では、予防法はあるのでしょうか?

プラスチックのコップのカビ予防法

カビの発生の条件は次の4つです。

適度な温度 約20~30℃
水分(湿気) 湿度が高いほど繁殖する
養分 ホコリ・垢・雑菌など
空気 酸素が必要

温度と空気を取り除くのは不可能ですので、
・水分
・養分
で対策しましょう。

カビを発生させないためには

 ・使用後は、よく洗ってすぐ水分を拭き取る
 ・使用後に、消毒用エタノールを吹きかけ殺菌する
 ・使用後に、60℃で5秒の熱湯消毒

プラスチックのコップのカビを予防する消毒用エタノール

※消毒用エタノール・・・ドラックストアで買えます。
無水エタノールというものもありますが、こちらは薄めて使う必要があります。
消毒用エタノールなら、そのまま使えます。
スプレー式のタイプが出ていますので、スプレー式の消毒用エタノールを買うと便利です。

これらの対策をすれば、赤色酵母の発生も防げます!

その他のおもしろいカビの予防方法

・マウスウオッシュやうがい薬をコップに入れて使っている場合は、それで消毒になっています
・面倒な場合は、使い捨てのプラカップを買ってきて、汚れたら捨ててしまいます

もし、ジュースを放置して、大量のカビが発生してしまったような場合は、カビを取ろうとすると胞子が飛びます。
コップの中に、ティッシュや新聞紙をそーっとつめてから、ビニールに入れてしっかり封をして、あきらめて捨てましょう!

次は、プラスチックのコップの臭いをとる方法を紹介します。



プラスチックのコップの臭いをとる洗い方

プラスチックのコップは傷が付きやすいため、こすらないで臭いをとる方法がオススメです。
オススメ順に紹介します。

重曹液につける方法

プラスチックのコップの臭い・茶渋をとる重曹
油脂や牛乳などのタンパク質汚れに効果があります。
我が家では、牛乳を飲むので、この方法が一番効果があります。
重曹は100円ショップで売っています。

コップの内側のみの消臭の場合

コップに小さじ半分くらいの重曹を入れ、水をたしてよく混ぜて、1から2時間放置後、よくすすぎます。

コップ全体の消臭の場合

水1リットルあたり大さじ2から3杯の重曹を溶かし、コップを1から2時間漬け込み、よくすすぎます。

40~50℃のお湯を使えば、さらに効果があります。

漂白剤につける方法

漂白剤は、プラスチックのコップについている細かい傷の中の雑菌を除菌し、臭いがしなくなります。
漂白剤には2種類あります。
・塩素系漂白剤・・・効き目は抜群ですが、人体や環境に良くない
・酸素系漂白剤・・・効き目は穏やかで、人体や環境に優しい

お好みの方を選んでください。
ただし、メラミン樹脂製のコップは、酸素系漂白剤しか使うことができません。

塩素系漂白剤の使い方
プラスチックのコップのカビ・臭い・水垢・汚れを除去する塩素系漂白剤
5リットルの水に対し50ml(キャップ約2杯強)の漂白剤を入れます。
良く混ぜてからコップを2分間漬け込みます。
その後、よくすすいでください。

注意点

・塩素系漂白剤は、他の製品を混ぜると有害な塩素ガスが出るため、単独で使用してください。
・換気に注意し、手や衣服につかないよう、気をつけてください。

酸素系漂白剤の使い方
プラスチックのコップのカビ・臭い・水垢・汚れをとる酸素系漂白剤
2リットルの水に対し10g(大さじ1弱)の漂白剤を入れます。
良く混ぜてからコップを30分間漬け込みます。
その後、よくすすいでください。
水ではなく30~50℃のお湯を使うと、さらに効果的です。

次に、プラスチックの白い汚れや水垢をとる方法です!



プラスチックのコップの白い汚れや水垢をとる洗い方

プラスチックのコップについた白い汚れは水垢ですね。
洗ったあと、拭かないで自然乾燥することで、水の中のカルシウムやマグネシウムなどのミネラルが固まったものです。
アルカリ製の水垢を落とすには、酸性のクエン酸や酢が有効です。

クエン酸を使う方法

プラスチックのコップの水垢をとるクエン酸
クエン酸は、ドラックストアや100円ショップで購入できます。
1リットルのお湯に25g(大さじ2杯弱)のクエン酸を溶かします。
コップを入れ、1~2時間放置したあと、スポンジでこすります。
水垢が柔らかくなっているので、うまくいっていれば少しこすれば落ちます。

取れない場合は、クエン酸の濃度を高くしたり、放置時間を長くしたりして、繰り返します。

お酢を使う方法

プラスチックのコップの水垢をとるお酢
お酢は、穀物酢や米酢を使います。
寿司酢やポン酢など、他の成分が含まれているものは、使いません。
お酢と水を1対1で混ぜて、お酢スプレーにすると酢の無駄づかいになりません。
キッチンペーパーを当てて、お酢パックにして1時間放置したあと、スポンジで磨きます。
こちらも、取れない場合は、再度繰り返してください。

スプレーボトルがない場合は、

10倍に薄めた酢水に1時間ほど漬け、スポンジで磨きます。

酢の臭いは蒸発して、気にならなくなります。

我が家は、お酢でやってみました!

除去前
写真だとわかりにくかもしれませんが、コップの底に水垢がついています。
プラスチックのコップの水垢をとる前
10倍に薄めたお酢をコップに入れ、2時間放置し、スポンジでこすりました。
半分くらいおちました。
次に、水とお酢を1対1で混ぜてコップに入れ、2時間放置し、スポンジでこすりました。
きれいに取れましたよ!

除去後
プラスチックのコップの水垢を除去後

次は、茶渋をとる方法です!



プラスチックのコップの茶渋をとる洗い方

プラスチックのコップの臭い・茶渋をとる重曹
茶渋にも、重曹が効果的です。
我が家にある重曹の袋の一番最初に、
「茶渋落としに!」
と書いてあります。
プラスチックのコップの茶渋をとる重曹の説明書き
ここには、
「スポンジに水を含ませ、本品を適量つけて磨きます。」
となっていますが、プラスチックは柔らかい素材なので、こすり洗いすると余計に傷がつきます。
そしてさらに茶渋かつきやすくなります。
したがって、重曹で漬け置きが安心です。

重曹での漬け置きの方法

水1リットルあたり大さじ2から3杯の重曹を溶かし、コップを1から2時間漬け込み、よくすすぎます。
40~50℃のお湯を使えば、さらに効果があります。

プラスチックのコップの汚れの種類によって、適正な洗い方をするのが
効果的だとわかりました。
また、プラスチックのコップは素材が柔らかく、メラミンのものは塩素系漂白剤が使えなかったり、デリケートな素材ですね。
正しい洗い方を理解するのは大切だな、と思いました。



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