キャベツはそのままでも、加熱しても美味しく食べられて、用途が幅広い食材ですね。
私も大好きで、いつも冷蔵庫に入っています。
そのまま食べるには、千切りするのが一番食べやすい方法ですね。
今まで私は、外側から1枚ずつはがして、洗ってから千切りしていました。
でも、
「中の方はあまり汚れていないから、もしかして洗う必要はないのかな?」
「スライサーを使う時は、切る前に洗うのは無理だよね。」
「じゃあ、どうすればいいの?」
と疑問が出てきました。
キャベツを千切りしたい時、正しくはどう洗うのか?
スライサーで千切りする時は、どのタイミングでどう洗うのか?
調べてみましたので、書きますね。
その前にそもそも、キャベツは洗うべきなのか?洗わなくてよいのか?という疑問がある方もいるかと思います。
これについては、基本的には「全部洗ったほうがよい」が正解です。
詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
では、解説していきますね。
Contents
キャベツを千切りしたい時どう洗う?
キャベツを包丁で千切りしていく時の洗い方と手順を紹介します。
少々手間がかかりますが、虫や農薬が気になってきちんと洗いたい場合は、包丁で切る方法がオススメです。
この方法だと、キャベツに切り口が残らないので、残った分が長持ちします。
1.一番外側の葉2~3枚を外す
キャベツの葉は、外側の葉が古く、内側の葉ほど新しい葉です。
外側の葉は農薬や汚れがたくさんついていますので、一番外側2~3枚は外してしまい、食べるのはやめましょう。
こうすることで、残留農薬はかなり減らせます。
店頭に並んでいるキャベツは、
・すでに1番外側の葉を取ってくれてあるもの
・色が濃くて固そうな外の葉がついているもの
両方の場合があります。
必要のある場合は、外側の葉を外しましょう。
今回は、ちょっと外側の葉が汚れもあり固そうだったので、2枚はがしました。
2.洗う
ボウルに水をはり、その中でふり洗いします。
ふり洗いして取れた汚れや農薬が再度付着するのを防ぐため、最後に流水で洗います。
外側から5枚目くらいまでは、雑菌が付着しやすくなっています。
流水で30秒洗うと、雑菌をきれいに落とせます。
3.芯を取り除く
固い芯は、包丁でV字型に切って取り除きます。
大きい葉は、縦半分に切り分けます。
4.葉を重ねて丸める
切り分けた葉を、2~3枚ずつ繊維(白い筋)の向きをそろえて重ねます。
繊維の向きを揃えると、歯ざわりがよいキャベツの千切りになります。
葉が大きめで巻けそうだったら、手前からくるくる巻いていき、千切りしやすい形にします。
巻き終わりを下にすると切りやすくなります。
葉が小さい場合は重ねた状態で、切りやすい大きさに切ります。
上から軽く体重をかけて押さえて切ると、きれいに仕上がります。
5.切る
塊を上からしっかりおさえて、1mm幅で切ります。
この時、
繊維に逆らって切る
→ ふんわりした食感
固いキャベツ向き
初心者向き(多少太くても口当たりがふんわりする)
繊維と垂直に切る
→ シャキシャキした食感(柔らかいキャベツ向き)
と仕上がりが変化します。
キャベツは、固めのもの、柔らかいもの、さまざまですよね。
その時の状態で向きを変えるといいですね。
6.水にさらす
ボウルに冷たい水をため、切ったキャベツをさらします。
水には氷を入れるとよいでしょう。
水がぬるかったり、お湯を使うと水分を吸収しすぎてしまいます。
冷たい水につけると、シャキシャキな食感にすることができます。
水にさらす時間について
水にさらす時間については、次のような情報がありますので、これらを参考にご自分で調節するとよいと思います。
・キャベツの中のビタミン→5分さらすと2割流出
・洗うことでは落とせなかったキャベツの内部に含まれる農薬→3分で切り口から溶け出し農薬を減らせる
クックパッドでは、1~2分を推奨しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
→野菜を水にさらす時間
長くても5分以内で、ご自分の農薬の気になる度合いなどで調節してくださいね。
私は2分くらいがいいかな、と思います。
7.水を切る
水切り器がなくても、ザルで水切りできます。
ザルの中にキャベツを入れ、その上にザルかボールをかぶせて、思い切り上下にふります。
ある程度水が切れた時点で、下のボウルにキッチンペーパーを敷いてさらにシェイクするとよく切れます。
次はスライサーで千切りする時はどう洗う?です。
スライサーで千切りする時はどう洗う?
スライサーだと、大量の千切りを早く作ることができ、とても便利ですね。
しかし、こちらは千切りにする前に洗うことができません。
スライスした後に水にさらして、洗ったことにする?感じですね。
虫や農薬が気になる方は、1枚1枚使う分だけはがして千切りする方法をオススメします。
1.適当な塊に切る
キャベツをスライサーでスライスできる大きさに切ります。
スライサーの下に、お皿やボウルを置いて切ったキャベツが入るようにします。
2.スライスする
キャベツをスライサーに押し当てながら、前後に動かしスライスしていきます。
指が刃に当たると指が切れますので、注意してくださいね。
スライサーにキャベツを抑える部品がついていたら、それを使うと安心ですね。
キャベツが小さくなってきたら、指が危ないので、あまり頑張らずに、早めにやめましょう。
残りは包丁で千切りにしましょう。
4.水にさらす・水を切る
上で紹介したこちらと一緒です。
こちらから戻ってご覧ください。
→水にさらす
包丁で千切り、スライサーで千切りどちらがいいの?
左が包丁で切ったもの、右がスライサーで切ったものです。
私の包丁の使い方が下手なのもありますが、スライサーの方が断然キレイです。。
その他の項目の比較表です。
包丁 | スライサー | |
よく洗えるか | ◯ | △ |
見た目 | △ | ◯ |
歯ざわり | △ | ◯ |
手軽さ | △ | ◯ |
包丁かスライサーのどちらを選ぶかは、お好みですね。
我が家では、大量に千切りが必要なことはあまりないので、いつも包丁で切っていました。
切る前に洗えないのは、虫も気になりますし。。
でも、スライサーの千切りキャベツが美味しかったです。
今度、虫がいなさそうなキャベツはスライサーでやってみようかと思います。