息子が中学生になるので、知り合いの方から学生服(学ラン)のお下がりをいただきました。
裾の調節が必要で、裾上げの方法を調べてみましたが、お店にお直しをお願いすると、安くても1,500円以上かかるようです。
家でミシンを使って直す方法では、太さを合わせるために縫い目をほどく作業があったりと、ちょっと面倒くさそうと思ってしまいました。
そこで、手縫い(まつり縫い)で簡単に自分でできないかやってみたら、案外できたので紹介します。
面倒くさがり屋の自己流の裾直しの仕方ですので、仕上がりがそれほど気にならない方の参考にしていただけたら嬉しいです。
学生服(学ラン)のズボンを手縫いで裾上げする方法!
ズボンを切ったり、縫い目をほどいたりする必要がなく、簡単にできる方法です。
丈の長さを合わせる
ズボンをベルトをきっちり締めてはいた状態で履き、靴を脱いでまっすぐ立ち、かかと部分の裾が床から1~2センチになるところが適性な長さです。
長さを合わせたら、クリップで止めておきます。
折り目をつけアイロンをかける
ズボンを裏返し、クリップで止めた長さで整えてアイロンで折り目をつけます。
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余っている裾のはしを、裾上げした長さの裾より少しだけ長くなるようにもってきて、折りたたみます。
めくってみるとこんな感じになります。
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アイロンをあて、折り目をつけます。
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まつり縫いで縫う
内側の折り目をまつり縫いでとめます。
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ズボンを表に戻します。
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折返し部分を表に出して整えます。
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次は、手縫いではなく、アイロンテープでできるのかについてです。
アイロンテープではだめなの?
まつり縫いではなく、アイロンテープ(強力タイプではなく普通のもの)でもやってみましたが、だめでした。
1日で外れてしまい、結局手縫いしました。
強力タイプのアイロンテープなら、外れにくいようですが、アイロンテープを使うと、外したあとにのりが残ってしまいます。
そののりを、アイロンで剥がす作業が必要になってしまいます。
中学生は成長期ですし、とめてあるのをはずしてまた止め直す、ということを繰り返すことを思うと、手縫いの方がやりやすいと感じます。
学生服(学ラン)のズボンを手縫いで裾上げするには、余分な部分を内側へ折り、まつり縫いします。
お読みいただきありがとうございました。