違い

「ずつ」と「づつ」の違いは何?どっちがいいのか正しい使い分け方を解説!

ずつとづづの違い

「ずつ」「づつ」
 

みなさんはこの2つの違いをご存じですか?
 

「この文章の場合って、どっちを使うべきなの?」

「これって正しい日本語なのかしら…」

「今更恥ずかしくって周りに聞けない!」

 

手紙や書類を作成する際、何度も何度もインターネットで正しい日本語を調べてみたり、
後々間違っていたことに気づいてしまったり…
 

そんな経験ありませんか?
 

今回は、

今更聞きにくい!「ずつ」と「づつ」の正しい使い分け方を解説します!



「ずつ」と「づつ」の違いを解説!正しいのはどっち?

ずつとづづの違い

それではさっそく、「ずつ」「づつ」の違いを解説していきます。

結論から言うと「ずつ」が基本的には正しいとされています!

その根拠として、昭和61年(1986年)に出された内閣訓令にて
公用文書、新聞、雑誌などでは必ず「ずつ」で統一されています。

内閣訓令に沿った表記をしているNHKのテロップでも「ずつ」が使用されています。
 

(今一度、自分の身近にある本や新聞などを確認してみてください^^)
 
 

ですが、「づつ」も正しくないわけではないんです。

↓こちらは文化庁のサイトです。
https://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/kijun/naikaku/gendaikana/huhyo_i.html

ここに明記されている通り、
「ずつ」は現代仮名遣い、「づつ」は歴史的仮名遣いとなっています。
 

よって、「づつ」は間違っているわけではありません!
ただ現代の日本語では「ずつ」が使われているだけなんです。

もちろん、私用の文書等を作成する際は「ずつ」でも「づつ」でも大丈夫です。
 



「ずつ」「づつ」の使い分け方と意味は?

ずつとづづの違い

次は、「ずつ」と「づつ」の使い分けと意味を解説します。
 
 

「ずつ」と「づつ」の意味は、次の2つです。
 

1 量が均等である

2 同じ量に均等に分ける
 

「ずつ(づつ)」にはこれ以外の意味はありません。

「2つずつ」「4つずつ」と相手に伝えるだけで、「配ればいいんだな」「渡せばいいんだな」と省略された言葉を瞬時に判断することができます。
 

仮名遣いが違うと意味も変わりそう…と思いがちですが、『ずつ=づつ』だったのです!

 

「一つずつ」 「一つづつ」

「少しずつ」 「少しづつ」
 

みなさんは、パッとみて見やすい方はどちらですか?
 
 

「一つづつ」は「つ」が多すぎて、少し見辛さがあります。

「一つずつ」になると一気に見易くなりますね!
 

よって、使い分けという点でも基本は「ずつ」を使う方をオススメします。

「づつ」は私用の文書や友人への連絡等に用いてもなんら問題はありませんので、「ず」を使うか「づ」を使うかは文章を送る相手によって変えてみると良いと思います(^^)

相手からの見え方を意識してみましょう!
 
 




「ずつ」「づつ」を漢字で書くと?

ずつとづづの違い

 

次は、「ずつ」「づつ」の漢字についてです。
 

「ずつ」を漢字で書くと、『宛』となります。
国語辞典や広辞苑で引くとこの漢字が記載されています。

「1人宛」「2人宛」といったように使います。
 

今のところ「づつ」の漢字表記はありません。
漢字があるのは「ずつ」の方だけのようです。
 

「ず」と「づ」の使い分けについて

ずつとづづの違い

次に、「ず」と「づ」の使い分けについてです。

①連続する音には濁点を付ける

「続く」という言葉を仮名遣いに直すと、「つづく」となります。
「鼓(つづみ)」「綴る(つづる)」も同じですね。

これは内閣訓令の例によって『前と同じ音が連続する場合はそのまま濁点を付ける』と定められているためです。
 

② 2つの言葉が繋がって濁る音になった場合は元の音に濁点を付ける

「新妻(にいづま)」「手作り(てづくり)」「三日月(みかづき)」等がこれに該当します。
 

「新妻」の言葉を噛み砕くと「新しい妻」という言葉になります。

このように2つの言葉が繋がって1つになった言葉は『元々の言葉に濁音を付ける』と定められています。
 

よって、「新妻→にいつま→にいづま」となります。
 

例外ではありますが、「稲妻」や「固唾(かたず)をのむ」等は「ず」と「づ」のどちらの記載でもOKとされています。
 
説明した内容以外にも様々な定めがありますので、詳しくは文化庁のサイトを御覧ください。
https://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/kijun/naikaku/gendaikana/honbun_dai2.html

 

仮名遣いの法則に迷ってしまった場合は、
この2点を押さえておけば間違うことはないと思います!
 
 



まとめ

ずつとづづの違い

「づつ」は歴史が変わるにつれて「ずつ」になったんですね〜!
 

言葉は本当に奥深いですね。
外国人の方々が「日本語ムズカシイ!」と仰るのもよく分かります。

1つの言葉の表現で内容が変わったり、
会話の雰囲気を一気に変えてしまうので不思議です。
 
 

ところで、みなさんは正しい日本語を話せますか?

文化庁のサイトをご覧頂くと、
今まで間違った日本語を使っていたんだ…と改めて考えさせられますよ!
 

お暇がある時に是非ご覧になってみてくださいね(^^)



COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA